お使いの固定電話の料金を確認してみよう
今、ご自宅に固定電話がある方は、電話にいくら払っているのか確認をしてみましょう。
次々と新しいサービスの出てくる中でもっと安いところがあるかもしれません。
ちなみに、最近インターネットを始めたという方で固定電話がNTTやKDDIなどネット回線とは別の契約になっているままの方はいらっしゃらないでしょうか。
それはたぶん、インターネットと同じサービスにしたほうがいいかもしれません。
ちなみに、例として挙げますが現在NTT西日本の住宅用固定電話の月額基本料金は次の通りとなっています。
- 3級局 1,785円
- 2級局 1,550円
- 1級局 1,522.5円
- INSネット64 2,919円
これにプラスして通話しただけの通話料を支払うこととなります。その通話料は市内3分8.5円、隣接する市外3分20円、20km~60kmは3分30円、それ以上は3分40円と市外にかけたときは大きく料金が異なるという具合です。
1~3級局別の料金というのは、市内通話のつながる範囲が広い地域の電話局ほど高く設定されている仕組みです。電話網の構築の仕方にもよるのでしょうが、市外電話の通話料を高く設定して収益を得てきたNTTの都合なのです。またINSネット64というのはいわゆるISDN電話のサービスのことですが、インターネット網のある現在では存在意義がなく、まもなくサービスが終了します。
このサービス、実は多くのチェーンストアのレジやクレジットカードの端末などの情報のやり取り、また、病院の医事システムが保険請求をするのにいまだに利用されています。INSのような遅いスピードの回線に2,919円もの基本料金なんてほとんど意味がありません。しかしこの分野に競合する業者がいなかったせいなのか、安い代わりのサービスは提供されませんでした。
ではインターネットになった今ではどのようなことになっているのか見てみましょう。
固定電話はIP電話になりつつある
インターネット回線を利用した電話サービスは2003年から電話番号の割り当てが始まりました。従来の電話網との受発信が可能となりプロバイダがインターネット契約のオプションとして販売を開始しています。またこのころからSkypeのように公衆交換電話網を利用せず、VoIP網を直接利用するサービスも盛んになりました。IP電話の電話番号には2種類があり市外局番から始まる加入電話と同じ番号(0AB – J番号)と、050から始まる11桁番号があります。
基本料金と通話料は加入電話に比べると安くなるのが特長です。同じ系列のネットワークへの電話であれば通話料が無料になる場合がほとんど。NTTの固定電話のような「市外通話」という概念はなく、国内であれば同一料金です。海外との通話料はかける国によって違う場合もありますし、アメリカ本土だけなら国内通話の同一料金でかけられるという業者もあります。
こうした電話料金の低減化が行われている中、NTTの加入電話であり続ける理由はほぼなくなっていると言えるでしょう。
NURO光電話の料金を徹底調査
さて、エナジー光でインターネットをしている人の多くが加入するNURO光電話の料金はどうなっているのか見てみましょう。以下の表にまとめました。
通話先/時間帯 | 料金 | |
ソフトバンクグループ | NURO光電話/ケーブルライン/BBフォン光/BBフォン/BBフォン(M)/ひかりdeトークS/ホワイト光電話向け | 無料 |
国内一般・IP電話 | ------- | 7.99円/3分 |
8-23時 | 25円/1分 | |
国内携帯電話 | 23-8時 | 20円/1分 |
国内PHS | ------- | 10円/1分+1通話につき10円 |
国際電話(固定電話) | アメリカ(本土・アラスカ・ハワイ) | 7.99円/3分 |
ご覧のように国内の普通の通話料金は3分で8円を切っています。また、国際電話がアメリカ本土とハワイ・アラスカなら国内料金と同一というのもすごいところですね。
余談ですが、実は電話番号をNTTの加入電話のまま利用できるようにするには条件があって、通話品質(音声が一定時間以上遅れないなど)の条件を満たさなくてはいけませんでした。
NURO光電話はこれらの条件もクリアした高品質でNTT加入電話と何ら品質の変わることのない電話サービスで、この価格なのです。
ソフトバンクの携帯との通話料はタダになる?
さらにお得になるのはこの表の一番上の部分。
ソフトバンクグループの各電話との通話料が無料となる点に注目です。
さらに「ホワイトコール24」というサービスに加入するとソフトバンクの携帯との通話料が無料になります。固定電話からソフトバンク携帯への通話が無料になるだけではありません。
登録した携帯電話からこの表のIP電話に対しての通話も無料になります。国内携帯電話との通話料は昼間が通常1分25円ですからここが無料になるのは非常に大きいといえるでしょう。ご家族の携帯電話をすべてソフトバンクに変えてもメリットが出るかもしれません。
エナジー光ならNURO光電話にしない手はない
今や世の中は固定電話がある意義がどんどん薄れてきました。ましてや、市内電話と市外電話の概念などほとんど意味をなさなくなっています。気を付けていないとわからないのかもしれませんが、「電話はNTT」という概念は捨てて通信はすべてインターネットで行う形にしたほうが、請求も1本になりますので随分とすっきりするのではないでしょうか。いまだにNTTに高い料金を払っているのであれば、NURO光電話にしないという選択肢はないと思います。